鶴嶺高校女子バレー部内で編成された3年生の2ペアが、8月18日、19日に東京都立川市で行われるビーチバレーの関東大会に出場する。
7月に横浜の海の公園(金沢区)で行われた特別国民体育大会ビーチバレーボール競技神奈川県予選会で、2位になったのは石割恵奈さん・佐々木怜さんペア。予選では、6月の大会で土を付けられた横浜隼人高のペアに対し22対20と接戦を制しリベンジを果たすと、勢いそのままに決勝へ進出。横浜隼人高の別のペア相手に、18対16と終盤まではリードしていたが、3連戦の疲れが出て5連続失点を喫し惜敗した。
3位になったのは佐藤凛花さん・柳澤亜瑞さんペア。6月大会で3位となり、今大会の出場枠プラス1をもぎ取った。優勝したペアとの準決勝では18対21で負けたものの、随所で好プレーがとびだし、善戦した。
同校の金子隆監督は「目標にしていた優勝はできなかったが、その悔しさを次のステージで形にしてほしい」と話す。
誰より汗した自負を木元貴章が迫る
県予選1位のみが全国出場権を得て、関東大会は上につながらないため、高校最後のビーチバレーの大会となる。「予選リーグを1位通過して決勝リーグに挑みたい」と口を揃える4人。石割さんは「練習してきたことを出し切り、悔いのないように」と話し、佐々木さんは「たぶん出場チームで一番身長の低いペア。だからこその強みを生かし戦う」。
6月からペアを組み、「スパイクが打てるようになり、戦い方も変わった」という佐藤さん。柳澤さんは「どのチームよりも練習してきた自負がある。練習通りに戦う」と闘志を燃やしている。